アロマあれこれ le quatre-vignt

アロマの勉強中。使ってみたアロマオイルやアロマ関連書籍の紹介も

はつ春の…〈お題〉年末年始の風景

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ことし何十年か振りで
年越しから初詣を
夜明けの4時に就寝したので
初夢は今日の夜
(なんだか得した気分)

目が覚めた時はまだ体が寝ていて
野菜ジュースなど

昼過ぎにやっと目が覚めて
昨日の着物の始末など
(相変わらず帯結びが…orz)

そしてやっと夕餉にお煮しめ
ことしもごく簡単に
それでもこれがないと
お正月という気がしないのです。

年末のお仕事

怠け者の節気働き

押し迫っての出張
泊まりは大阪天満
懇親会の帰り
見つけた看板

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そして週明け
広島から娘が一泊二日
家族バラバラになってから
お節(お煮〆ですが)作りはするけれど
娘が食べることはないので
慈姑だけ
先に食べて帰りました
おっきな地の慈姑です

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そしてお蜜柑とお花が届きました
大きな花瓶がないので
手近なものに
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水仙に万両

兎にも角にも
年末

Happy, Merry Christmas

さむがりやのサンタ (世界傑作絵本シリーズ―イギリスの絵本)


親が商売していた頃
12月も20日を過ぎると
朝5時前に家を出て青果卸市場
昼寝と夕寝をとりながら
夜になるとケーキの飾り付け
ひたすらイチゴを相手にする

「クリスマスは年に一度や」
という父親の一言の前に
大学受験も浪人時代もなく
「受験生の皆さん!がんばってますか〜」
ラジオの声に
「頑張ってますよ…別の意味で」
と答えていた

まったく
「さむがりやのサンタ」だった

さて、とはいうものの
クリスマスである
生まれたばかりのイエスに
捧げられた三つの宝物

乳香・黄金・没薬
諸説ありますが
乳児イエスが選んだのは乳香
以来乳香はイエスの香りとか
没薬はミイラ作りに使われたこともある
殺菌・防腐作用そして肌を柔らかくする作用
で有名です。
どちらの香りも比較的リーズナブルなお値段

また古代エジプトでは
没薬は日の沈む時
乳香は日の昇る時

に薫香されたことから
それぞれ
物事の終わりと始まりをサポートする
とも言われています

乳香=フランキンセンス
生活の木 フランキンセンス(オリバナム/乳香) 3ml
没薬=ミルラ、マー
GAIA エッセンシャルオイル ミルラ 5ml


年末年始、香りでホッと一息疲れるのも
良いかもしれません

嗚呼、勘違い

みなさま

ワインというと
コルク栓ですよね…

大量に買ってしまった
干し白イチジクをワイン煮に
せっかくだから
料理用ではない白ワイン購入
蓋を開けようと
スイスアーミーナイフ
(小さなナイフとか
コルク栓あけるやつとかついてるの)

まずは蓋の周りのシールを
剥がそうと
シコシコ

(えらく硬い、ナイフが鈍ったか)
シコシコ…あ!

はい、見事に手が滑って
右親指を負傷いたしました

結局、2日後に再挑戦
シコシコ、シコシコ

スクリューキャップ

マスターに話したら
「今時千円から二千円のワインは
スクリューキャップやで」
「よう見てからやりや〜(呆れ顔)」

出来上がったイチジク煮はこちら
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ちなみに写真のワインは
アルゼンチンの白ワインTapis
おやすいけど美味しいです
(赤は更に美味しいです)

カスター油の謎

カスター油
カタカナだと何のこと?ですが
ひまし油です

小さい頃、お世話になった覚えが微かに…
多分これ
加香ヒマシ油|一般消費者の方|健栄製薬株式会社|消毒用エタノールのトップメーカー
幼い頃から便秘気味だったので…汗

AEAJのアロマアドバイザーの講座の時に
担当の先生から初めて勧められたのが
カスター油
しばらく使っていなかったけど
久しぶりにもどると
改めて「粘っこい」
でもなぜか「よく効く感じ」
なので改めて調べてみました

そこで突き当たった謎

カスター油は

酸化しにくい、開封して2年後でも大丈夫
  VS
非常に酸化しやすい

さらには
飲んでも大丈夫(腸のデトックスになる!)
  VS
絶対に飲んじゃダメ


成分を調べようとWikiさんへ行くと
「酸化しやすい」
成分も不飽和脂肪酸が多い…
飲用には向かないとも読める

じゃあなぜ「酸化しにくい」説が???
それにひまし油飲んでたし…(加工してあるから??)

色々ネットを調べただけなので、
確実とは言えませんが
結論として

カスター油は酸化しにくい
ヨウ素価が80〜90(ヨウ素価は高いほど酸化しやすい)
 マカデミアナッツ油が70〜80です。
・主要成分(90%)のリシノール酸は不飽和脂肪酸
 なんと水分を引き寄せやすくて、自分で溶けてしまう!
 石鹸の材料にすると大きな持ちのいい泡ができる
カスター油の飲用は大丈夫(ただし飲用用に作られたものに限る
 腸のぜん動を刺激するのは
 刺激物のせいではないとの研究結果がある
 リシノール酸:科学ニュースの森
カスター油の元になっているヒマには毒性がある
潤滑油など工業用にも使われている

ということで、
アロマテラピー用として
冷温圧搾法のカスター油は酸化しにくい
飲用するのなら、飲用用のものが無難

というひどく「無難」な結論になりました。

歌を忘れたカナリアは…アロマと薬と

近頃すこし気になる投稿をSNSでみました

「メディカルアロマで薬がいらなくなった」
「精神病やアトピーは医者に行っても
薬漬けになるばっかりで治らない」
「薬から脱出するために…」

知り合いでもあるので
ひっそりとさりげなく
メッセージはしたのですが…

薬がいらなくなる=治癒ですから
それ自体は喜ばしいこと
でも
風邪をひいて治った時
「薬から脱出した」

とは言わないですよね

ご本人自身がひどいアトピーだったので
悪気はないのだと思います
ご自身や知り合いの経験から
薬にだけ頼るのではなく
治ろう、治るんだという
気持ちを持つことの大事さ

痛感されているのだと思います

でも
こと心の病に関して
「薬漬け」
「一旦薬に頼ると、どんどん薬が増える」
こういう発言だけはやめてほしい
のです

薬だけで心の病は治りません
ただ下支えはしてくれます
希死願望を緩めてくれます
超高難度ジェットコースターを
通常のジェットコースターぐらいに
乱高下を緩やかにしてくれます

それだけです

それだけでもシンドイものには
救いになります

そしてシンドイものは
いつまで続くのだろうと
不安を抱えています

「薬漬け」は
その不安を拡大しかねない言葉なのです

歌を忘れたカナリア
後ろの山に捨てないでください
歌を忘れたカナリア
柳のムチを与えないでください

歌を忘れたカナリア
薬は象牙の舟ではありませぬ
ましてや銀の櫂でもありませぬ
されど
辛い月夜をやり過ごす
一切れの板にはなるのです