Happy, Merry Christmas
親が商売していた頃
12月も20日を過ぎると
朝5時前に家を出て青果卸市場
昼寝と夕寝をとりながら
夜になるとケーキの飾り付け
ひたすらイチゴを相手にする
「クリスマスは年に一度や」
という父親の一言の前に
大学受験も浪人時代もなく
「受験生の皆さん!がんばってますか〜」
ラジオの声に
「頑張ってますよ…別の意味で」
と答えていた
まったく
「さむがりやのサンタ」だった
さて、とはいうものの
クリスマスである
生まれたばかりのイエスに
捧げられた三つの宝物
乳香・黄金・没薬
諸説ありますが
乳児イエスが選んだのは乳香
以来乳香はイエスの香りとか
没薬はミイラ作りに使われたこともある
殺菌・防腐作用そして肌を柔らかくする作用
で有名です。
どちらの香りも比較的リーズナブルなお値段
また古代エジプトでは
没薬は日の沈む時
乳香は日の昇る時
に薫香されたことから
それぞれ
物事の終わりと始まりをサポートする
とも言われています
乳香=フランキンセンス
没薬=ミルラ、マー
年末年始、香りでホッと一息疲れるのも
良いかもしれません