アロマあれこれ le quatre-vignt

アロマの勉強中。使ってみたアロマオイルやアロマ関連書籍の紹介も

ゼラニウム(検定キット)


ゼラニウム
「貧者の薔薇」とも呼ばれます。
それぐらい香りがローズに似ています。
でもこの香りの元は「葉」。
ゼラニウムにもブルボンとエジプトがあります。
フランス領のレユニオン島栽培されたものから取れるのがブルボン。
エジプトさんよりもこちらの方がより香りが高いのだそう。

窓辺にゼラニウムが飾られているのをヨーロッパの街風景でよく見かけます。
悪霊対策だそうです。

ゼラニウムの主成分はリナロール・シトロネロール・ゲラニオール
いずれも抗菌効果に優れ、免疫力の調整、抗不安、虫除け効果のある成分です。
「悪霊」が病気や悪夢を表しているとしたら、なるほどと思えます。

ゲラニオールはローズとの共通成分。
情緒や気分の波を整え、血行をよくし、皮膚の再生を助ける効果があるといわれています。
また女性ホルモンの分泌を助ける(あるいは整える)作用があるといわれています

オススメの使用方法は…芳香浴
マグカップにお湯を入れて、精油を1滴。
洗面器にお湯を張って精油(1〜2滴)を垂らし、タオルをかぶって(目をつぶり)蒸気を顔にあてるという方法もあります。

ローズというと人工香料のイメージで「濃い香り」を思い浮かべると思いますが、
精油のローズの香り(ゲラニオール)はスッキリとしながら、気品のある香り。
『ローマの恋人』のオードリー・ヘップバーンといったところ。

ゼラニウムはローズの中に少しだけ草いきれを混ぜた感じ。
その分、若さを感じます。
王女ではなく髪を切ってジェラートを食べているところですね。



精油には薬効成分が含まれますが、薬効を保証するものではありません。精油は自己責任で使用してください。