香りとリラックス
「癒しのアロマ」で普及してます。
認知症にアロマが効くなんて報道が有ったりして
「アロマってなんとなく良さそう」という感じ。
でも、なぜ「良さそう」なのか…
実は香り(臭い全般)=嗅覚は他の感覚とはちょっと違うのです。
どこが違うのか。
下手な絵ですが
赤いのが嗅球と嗅策
大脳から一番遠いところまで行っている脳神経です。
で、その先の青いところが視床下部と視床
味覚や視覚、触覚、聴覚は視床を通って大脳皮質(黄色いところ)へ。
でも嗅覚はダイレクトに視床下部へ
視床下部って
内分泌系・自律神経・免疫系
を統括しているような場所。
嗅覚つまり臭い・香りは視床下部に刺激(情報)を与えます。
情報といっても「コーヒーのいい香り」とか「優しい香り」ではなく
「快=OK,大丈夫」か「不快=ダメ・ヤバい」のどちらか
気持ちのいい香りは「〜の香りだ」の前に「今は大丈夫」というサイン
なので、自分にとって心地よい香りを嗅ぐとリラックスできるわけです。
さらに内分泌系・自律神経・免疫系に働きかけて
恒常性の維持を促進させる
心身のバランスを保たせる
といわれています。
ここで肝心なのは
自分にとって心地よいこと
香りを選ぶ時は、自分の感覚を大事にしてくださいね。