効かせる ペパーミント
ペーパーミント
誰もが最初に「歯磨き粉」という香り。
それだけに、ちょっと使いずらいところがある。
メントール効能から見ると、花粉症や鼻ずまりに、興奮(とくに怒り)を沈め、リフレッシュ効果があると、使い勝手が多そうなのだが(虫よけにも良いとされている)いかんせん、「歯磨き粉」と思われるだけに単独では使いにくい。
でもブレンドが単調になりすぎるとき、ピリッとした刺激を与えてくれる抜群の脇役でもある。
ローズマリーと合わせたスポーツ後のトリートメントオイル用ブレンドは、心身ともにクールダウンさせてくれる。
サンダルウッドと合わせると、濃厚な薫香の中にふと涼風が現れるような風情。
(今のお気に入りの使い方)。
花々の香りや、甘い柑橘系(とくにオレンジ主体の)のブレンドに、1滴加えるか、加えないかで印象が全く変わってしまう。
ちなみにペパーミントの入浴剤を冬場に用いるのは注意が必要。お風呂から上がった瞬間、身体中から熱を奪っていくような感じがする(私が経験したのはクナイプ)。
逆に言うと、夏場お風呂には入りたいけど、風呂上りにまた汗が吹き出るのが嫌でたまらないという場合には、オススメかもしれない。
ペパーミント
Mentha pipenta
特徴成分 l-メントール
メントン、イソメントン等ケトン類と1,8シネオールを含むので、乳幼児、妊娠中、授乳中および癲癇病を持っている人には用いない方が良い。皮膚刺激に注意する。
もうちょっと頑張りたいときに元気をくれる
三半規管を調整する作用があるので、乗り物酔いや立ちくらみ、耳鳴りなどにも。
薄い濃度で芳香浴をすることで、クールダウン効果を得られ、ストレスや神経が疲れて眠れないときに効果的。