蔵元めぐり(2)ー酒六酒造さん
刀が名前につくお酒を作っておられます
酒六酒造さん
でも代表銘柄は「京ひな」
こちらでは酒六酒造よりも「京ひな」さんで通るほど
内子というと白壁の町
木蝋の町です
その町のなか…というにはやや外れ
(でもすぐそばが小学校)
内子座のほんの近くにある蔵元
昔、この辺り一帯では蔵元というより蔵「家」ぐらいの
小規模な造り酒家が多かったそうで
そのうちの8件ほどが集まってできたのが酒六さんの基
以来100年ほど
赤レンガの煙突が目印
建物も昭和初期のまま
「刀」が名前につくだけあって
一瞬、すっと口中に風が吹きます
ふわりと残る香りのあと
ずんと辛口
淡麗ですが重みがある
矛盾しているようですけど
淡白な白身魚が多い瀬戸内
食中酒を意識されているだけあって
綺麗な、でもキッパリとしたお酒
今回は蔵の中の写真も少しだけ
仕込んだ酒を入れておく貯蔵タンク
新しく作られた瓶かけ
酒六酒造さんは色々な形・色の瓶を使うので
なかまで綺麗にできるよう
瓶かけを自作されたとのこと
東京には時折イベントで出店されるとか
女性に一押しは「美しい日々」
飲みなれた男性には「一刀両断」
どちらもお手頃な値段です
(試飲にむちゅうになって写真を撮り忘れたので
パンフレットのURLを)
個人的には「みんなにとって飲みやすい」栄光酒造さん
「この蔵の味」の酒六酒造さんという感じです