スカボロフェアの香り
サイモンとガーファンクルで有名ですよね。
繰り返しの部分の
「パセリ・セージ・ローズマリー&タイム」
どれもハーブとして有名です。
このままお料理に使ってもいけそう
でも呪文のようでもあるし
アロマ精油とハーブの方からちょっと探ってみました
まずはハーブの伝統的な効能から
パセリ:浄化・恋愛・守護
セージ:不死・長寿・金運
ローズマリー:守護・浄化・ヒーリング・魔除け・若返り
タイム:健康促進・浄化
パセリが恋愛
意外や意外です…
恋をしている間にパセリを切ると
恋が終わるとか…
アロマ精油では
パセリ:鎮静・考えすぎた頭を癒す=神経強壮
セージ:悲しい気持ちを浄化する
ローズマリー:信頼と誠実の象徴
タイム:活力を呼び起こす。自信のなさ、悲観主義を払拭する
香りのイメージとしては
ウッディ系だけど、草いきれの香りが強い
ハーブ系というには苦味が強いが、底に花の甘さ
ウィスキーならアイラのアードベック
でしょうか
パセリとタイムにはそれぞれ強い副作用をもたらす成分があります。
パセリなら、アピトール:流産を招く ミリスチン:子宮収縮作用、幻覚を起こす?
タイムなら、チモール・カルバクロール:皮膚刺激が強く、肝臓に障害をもたらす恐れ
使用されるのなら、ごくごく少量で。
スカボロフェアの元は16世紀のブロードサイドバラッド*1
民謡とされていますが
辻売りの声といったところ
魔界のものの謎かけ歌という説も
いずれにしろ
魔除け
になるのは間違いなさそうです
町から街道筋に出ていくところ
百貨万端取り揃えておりまする
辻売り
その売り声とも…
サイモンとガーファルクルが
この歌を出したのはベトナム戦争の頃
戦争という魔物を避けたいけれど
だったのかもしれないですね
*1:19世紀になってもブロードサイドバラッドという形で、ロンドンの街でニュースが売られていましたー瓦版みたいな感じ。放送をブロードキャストというのもこれが元らしいです