基材のお話ー植物油と酸化
以前キャリアオイルという題でさらっと紹介しました
セルフケア・セルフトリートメントのために(キャリアオイル) - アロマあれこれ le quatre-vignt
ここでも書いているのですが
「酸化」の問題
精油全般でもそうなのですが
自分や家族のために使う場合
プロと違って大量に一度に使用しませんよね
なので、プロ以上に気を使ってほしいのです
というのは…
「せっかくだからいいオイルを使いたい」
「γーリノレン酸って体にいいんでしょ」
「肌が若返るとかホルモン補充効果もあるって」
と考えて月見草オイルを購入
一度か二度使って、冷暗所に保存…
3ヶ月ほど経って
「寒くなったし…保湿効果もあるからオイル使おうかしら」
→肌に使った途端にかぶれたり、赤くなったり
トラブル発生!!
となってほしくないからです。
不飽和脂肪酸が主成分のものは
必須脂肪酸を含んでいたり
活性酸素(フリーラジカル)を中和(くっつけて別のものにしてくれる)
と嬉しい効果もあるのですが…
不飽和=化学変化しやすいということでもあるのです
とくに酸素と結びついて「酸化」しやすい
酸化したり、化学変化をするということは
「別のものになる」ということ
なので
肌トラブルの元になる可能性が大
安定的なホホバ油やマカデミアナッツ油でも
冷暗所で3ヶ月〜半年程度
月見草オイルなら
冷蔵庫で2週間(1週間という人もいます)
高価なものですけど
(またそれだけに)
少ない量で
一度に使い切る
のが
セルフケアでは大切です