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アロマあれこれ le quatre-vignt

アロマの勉強中。使ってみたアロマオイルやアロマ関連書籍の紹介も

ローマンとジャーマン 再び

 

ジャーマンの青い色・ローマンの薄い黄色。

どちらも魅力的な精油なのです。
そして対照的でもあります。

青のジャーマンは薬効成分の点ではすごく魅力的。
でも香りは重たくて、なかなか立ってこない。
濃厚な精油のうちの香りと希釈した香りでは、希釈した方が優しくはなるのですが、抵抗を感じる人も多いのではないかなぁ〜という香りです。
インクの香りと書きましたが、ズゥ〜ンと重たくて、金属っぽい感じがします。
ジャスミンやサンダルウッドのような残香感とは異なって、香り自体が長く残ることはないのですが。
なんといったらいいのかいろいろ言葉を探したのですが、薬臭さという言葉が一番合いそうです。

薄黄色のローマンは本当に優しいリンゴの香り。
精油の中では一番作用が穏やか(安全性が高い)といわれているエステル類が中心のせいでしょうか。子供を守る、お母さんのような精油とも言われたりします。
イングリッシュカモミールともいうそうで、ビアトリクス・ポッターのピーター・ラビットのお話で、お腹を痛くしたピーターにお母さんが飲ませていたのが、カモミールティーでした。
ローズマリーやジュニパーベリーと合わせると、少しポリエステルの香りにも思えますが、肌さわりや煌めき(香りにこの言葉を使うと変な感じですけど)は絹です。

 

カモミールは月の女神の花ともいわれています。
早春の月光を浴びて香りを放つ姿は、月の光を写した姿と見えるのでしょう。
そういえば、日本の和歌にも「心あてに おらばやおらむ 初霜の おき惑わせる 白菊の花」という歌がありました。こちらは曙の風情ですが、光の色は太陽よりも月の光に似ている気がします。